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2013.10.23 Wednesday 11:31

2015 東南アジア競技大会、初めての‘環境にやさしい大会’を目指す

シンガポールで2015年6月開催の東南アジア競技大会まで2年を切りました。この数カ月間、組織委員会は同大会計画の手直しを度々発表してきました。けれども、まだ欠けていることは、環境保護にも深い関心を払った持続可能な構造を持ったスポーツイベントとしての計画です。手始めに、シンガポール環境評議会(Singapore Environment Council)が主催者に下記事項を考慮することを要請しました。
第一に、主催者は全ての選手及び役員を移送するために、自動車排ガス基準ユーロ5(Euro 5 standards)バスか、より望ましいハイブリッド又は電力を動力源とするバスを確保すべきでしょう。

主催者は主な公共交通機関運営者と協力し、観客に「期間限定無料乗車券」を支給し、公共輸送機関を利用して全会場に比較的簡単に移動できるようにしたいものです。

2006ワールドカップでは、入場券所有者は公共のバスや電車に自由に乗車できました。当地でもそうすることで、不必要な交通渋滞が避けられ、より排ガス削減ができます。

第二に、シンガポールのセマカウ島の埋立地は無限ではありません。主催者は「埋立廃棄物ゼロ」施策を確立する研究をすべきです。これを達成するためには、全ての会場にリサイクル容器を設置することが必須となってきます。

全ての観客に自分たちの周りを片付ける責任を意識させ、シンガポールは「清潔な」都市というだけでなく、国民も社会的に洗練されている都市であることを世界に示しましょう。選手村の食堂から出る全ての食品廃棄物もリサイクルされるのは当然です。

第三に、大会のお客様、選手、役員を収容するホテル、会場は厳しい環境方針を採用しなければならないという施策を取るべきでしょう。これは室内のエアコンは全て25度に設定するということを意味します。また、現行の環境方針を実行していなければなりません。

もし実行していないのであれば、その時は、誰もが参入できる競技大会の請負い契約のどれにも入札する資格はありません。組織委員会は環境保護の世話役としての責任があり、ビジネス界でもこの絶好機に適切な行動をとるよう後押しすべきです。

最後に、改築或は新設の必要な会場があるならば、主催者は資材を持続可能な資源から調達することを確実にすべきです。これには建築資材、塗料、更に紙やディスプレイ材料に至る物が含まれます。これらの措置は、主催者が2015東南アジア競技大会のために考慮すべき必要最小限中の最小限です。

シンガポールは当地域圏のリーダーとしてしばしば見られ、特に環境政策においては、何十年も清潔で環境にやさしい都市と言われてきました。環境にやさしい東南アジア競技大会を実現することが我が国の評判をいっそう確固たるものにし、当地域圏が如何にして環境保護を促進することができるかの手本になるでしょう。

参考サイト
Singapore Environment Council(英語)

(訳:下出 敦子)

 
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