グローバルスポールアライアンス(GSA) | NPO Global Sports Alliance
G-ForSE | Global Forum for Sports and the Environment | スポーツと環境の世界フォーラム
2013.03.22 Friday 11:04

日本の首相アピール 東京2020オリンピック開催で震災復興し、世界に勇気を

2013年3月11日、先週水曜日夜、日本の安倍晋三首相は東京の迎賓館でIOC評価委員会をもてなす公式夕食会を開催し、高円宮妃殿下をはじめ多数の高官が出席しました。
夕食会のあいさつで、首相は東京2020オリンピックの論議の中でしばしば不安視されてきた話題にも触れました。
IOC評価委員会が今週東京に滞在していましたが、2011年の地震と津波に関する公的発言は殆どありませんでした。

2020年のオリンピックを東京に招致するには説得力ある理由が必要です。地震や津波の被害を持ち出して同情を得、復興への奮闘をアピールすることが自然と思われますが、その方法は積極的なイメージを与えないということで避けたようです。
「日本には多くの人々を勇気づける物語があります。それこそが東京が選ばれることを望む理由です。その物語とは、つまり破壊から再生への物語であります」と安倍首相は公式演説で述べました。

世界が日本を支援することより、日本に世界を支援することを認めてほしいという安倍首相の提案は斬新な見解ではありますが、東京招致と如何に結びつけることができるかになります。

「私たちには耐え忍んだ災難があります。あの地震、津波そして原発事故であります。しかしそこには再生もあるのです。この両者を繋いだものは人々が互いに示し合った思いやりであり、勇気であり、冷静さであります」。

「それは天災かもしれません。人災かもしれません。それでもなお、みなカムバックすることが出来るのです。それこそが東京2020が全世界に発信できる力強いメッセージなのです」。

木曜日午前の公式日程では、IOCが招致提案書の環境テーマを検討しました。
東京都環境局長の大野照之氏が評価委員会にプレゼンテーションし、質疑をかわしました。同氏は、津波による原発のメルトダウン後に生じた問題である飲料水の安全性をIOCと論議したと述べました。
「我々はこのような懸念を予想し、すべての公式日程でこのことを我々の方から話しましたが、IOCが懸念していたということはありませんでした」。

公式日程中、IOC一行にはペットボトルの代わりに水道水が出され、安全であることを証明しました。「水道水について話し合いましたが、それはIOC評価委員会に水道水をお出ししたからなのです」大野氏は評価委員会の反応は楽観的なものだったと評しました。 そして「放射性物質に関して、IOCから疑念は出されませんでした」とも述べました。

参考サイト
Tokyo2020(英語)

(訳:下出 敦子)

 
ARCHIVE
ABOUT G-ForSE
PARTNERS
LATEST NEWS
PROFILE
SEARCH
MOBILE
TOOLS

copyright 2010 G-ForSE.