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2012.08.30 Thursday 11:06

ケニアのマラソンチャンピオン、サステイナブルな最新素材を使ったユニフォームを着る

パフォーマンスが高く、環境に配慮したサステイナブルなデザインのシューズとウエアを身に付けたケニアのマラソン世界チャンピオン、アベル・キルイが今度の日曜日、スタート地点に立ちます。
 
アベル・キルイが着るケニアのランニングシャツは、ペットボトル3本相当のリサイクル生地でできています。この生地を作るため、ペットボトルを粉々に砕いて溶かしてから特別な糸を作ります。Nikeがスポンサーになっている全ての陸上競技ユニフォームは、この技術で作られています。

水を使わない最新の染色技術を使って、ケニアの国旗の色をランニングシャツに使用しました。今年の初め、NikeはDyeCoo社との戦略的パートナーシップを発表しました。Dye Coo社はオランダの会社で、商業レベルで利用できる、水を使わない染色機を初めて開発しました。再生型二酸化炭素を使うことで、Dye Cooの技術は、染色過程の水使用量を削減します。

1kgの布を染めるため、平均して100 〜 150リットルの水を使用すると言われています。化学繊維染色業界では、年間で2.4兆ガロンの水を消費しています。これは競技用プール370万個に相当します。サステイナブルなデザインを達成するため、Nikeはこの8年間、技術の研究を重ねてきました。将来的には、さらに多くの生産量に対応することを目標としています。

CO2、利用可能な不活性ガス、および他の産業で排出された非毒性ガスを使えば、水を使わない染色は、これまでの染色技術よりも二酸化炭素排出量を50 〜 60%抑えられる革新的なプロセスです。

アベル・キルイは、Nikeのフライニット(Flyknit Racer)で走ります。このフライニットは、生産過程での材料浪費を最小限に抑えられる一方で、糸が編み込まれているアッパー部分が精密に設計されており、軽量でパフォーマンスに優れています。

「優秀なアスリートは、トレーニングやレースで毎回高いパフォーマンス技術を要求します。」と、オリンピックのグローバル・デザイン・ディレクター、マーティン・ロッティは言います。「ケニアのランニングシャツに使用したリサイクルの生地や、水を使わない染色プロセスは、軽量パフォーマンスと環境への影響を考慮した、完璧なコンビネーションです。」

ケニアのランニングシャツはNikeのドライフィット技術も使用しています。ドライフィット技術は、走っている間の汗を吸収し、生地から放出することで体温を調整し、アスリートをドライで涼しい状態に保ちます。ランニングに集中できるよう、ランニングシャツの縫い目部分を接着することで、シームレスなフィット感を実現しています。

参考サイト
NIKE(英語)

(訳:内藤 由子)

 
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