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2012.05.23 Wednesday 11:00

ミシュラン・グリーンXチャレンジ、ラグナ・セカに向かう

2012年5月11日 -- 5月12日にモントレーのマツダ・レースウェイ・ラグナ・セカで開催されるアメリカン・ル・マン・シリーズで、MICHELIN® GREEN X® Challenge(ミシュラン・グリーンXチャレンジ)を実施するにあたり、グリーン・レーシング運営チーム役員らは、米国最大の環境モータースポーツ競技が、四回目のシーズンでさらに成長発展を続ける方法を思案しています。
グリーン・レーシング運営チームは、現地でタイヤメーカーと会談し、現時点ではエネルギー使用量、排気量、スピード、効率などにより構成される競技の判定式に、タイヤの使用状態を組み込む方法を議論しています。役員には米国エネルギー省、環境保護庁、自動車技術協会、統括団体の国際モータースポーツ協会の代表者らが含まれています。

米国エネルギー省グリーン・レーシング・イニシアチブのシニア・テクニカル・マネージャーであり、グリーン・レーシング運営チームの創立委員でもあるBob Larsen氏によると、タイヤはエネルギー利用に二つの点から影響しています。

「乗用車のタイヤは、車両が道路を前進するのに使われるエネルギーの20パーセント近くを占める転がり抵抗を減らすこと、またタイヤの寿命を延ばすことによりタイヤの使用量を減らすことで、エネルギーを節約することができます。」Larsen氏は述べました。

モータースポーツ界において、タイヤの使用量を減らすことは第二の領域であり、これについてグリーン・レーシング・グループは、モータースポーツ環境における総合的なエネルギー利用を削減する非常に重要な機会であると考えています。

「エネルギー効率と環境の観点から考えると、レース中に使用するタイヤの数を減らすことは大きな貢献となります。」IMSA (国際モータースポーツ協会)およびALMS(アメリカン・ル・マン・シリーズ)の最高執行責任者であるScot Elkins氏は説明します。「タイヤの使用数を減らせば、タイヤ構造と製造過程の両方に使用される原料とエネルギーが削減できます。さらに輸送と使用済タイヤのリサイクルに使用されるエネルギーの節約にもなります。その結果は大きな削減につながります。」

タイヤの摩耗時期を延ばし、複数スティントに耐えるタイヤを使用することは、すでにアメリカン・ル・マン・シリーズ・レースとレース戦略の重要な一部となっています。

給油と同時にタイヤ交換を行うことが許可されている他のモータースポーツレースの形式とは異なり、ALMSとル・マン24時間レースは、車両の給油中にタイヤ交換をすることを許可していません。そのため、ALMSではタイヤ交換のため、一回のピットストップに通常さらに12秒から14秒時間がかかります。ル・マンでは、最大2名のクルーにインパクトレンチ一機ずつがタイヤ交換作業に許可されており、4本のタイヤ交換に20秒以上かかります。2011年の24時間レースのトップと2位の差は、13.8秒でした。

「ALMS とル・マンではタイヤが非常に重要な役割を果たします。レースでは異なるタイヤメーカー4社が自由競争をしています。」Elkins氏は述べました。「タイヤメーカーは、複数スティントに対応する新しい技術を常に開発しています。給油2回につき同じタイヤを使い続けるなどのダブルスティントへの対応力は、今週末のレースでの使用タイヤの決定要因となるでしょう。」

参考サイト
ALMS(英語)

(訳:金子 奈津代)

 
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